農と食

梨の豆知識

歴史

梨

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梨は「万葉集」に詠まれたり、「日本書紀」に記されたりしており、日本古来から存在していたことが分かります。愛知県における梨栽培の古い記録としては、明治12年、小牧市の今枝泰助が、遠州から苗木を取り寄せて植え付けたとされ、現在でも同市久保一色地区では農家が直売所で販売したり、市場へ出荷しています。
種類 収穫時期の目安
愛甘水(あいかんすい) 8月上旬~
幸水(こうすい) 8月中旬~
豊水(ほうすい) 9月上旬~
新高(にいたか) 10月上旬~

おいしい梨の見分け方

緑色と黄色の中間の色のものが、ほどよく熟れています。緑色のものは、まだ熟していないので甘みがたりません。黄色すぎるものは、しゃりしゃりとした歯ごたえがありません。 また、真上から見て、真ん丸いものがおいしく、くぼみのある所は、ややすっぱいです。

栄養

梨
水分と食物繊維が比較的多く、便をやわらかくする糖アルコールの一種「ソルビトール」を含んでいるので便秘予防に効果があります。また、カリウムは高血圧予防に効果があり、梨に含まれるアミノ酸の一種の「アスパラギン酸」は利尿作用に有効です。東洋医学では梨の絞り汁が咳止めに効果があるといわれています。

保存とおいしい食べ方

ビニール袋や保存用のバックに入れ、水分の蒸発を防ぎ、できるだけ光の当たらない涼しい場所に置いてください。気温の高い時や、長く持たせたい時には、冷蔵庫(野菜室がベスト)に入れて保存してください。室温保存の場合は、梨の状態を時々チェックしましょう。冷やしてある方が、おいしく感じますので、食べる前2時間ほど冷蔵庫で冷やして、皮をむいてお召し上がりください。

梨便り

早生品種「愛甘水(あいかんすい)」の直売が8月上旬頃から始まり、お盆過ぎの8月中旬頃から「幸水(こうすい)」、9月上旬頃から「豊水(ほうすい)」、10月中旬頃から「新高(にいたか)」と、地元農家が丹精込めた梨が適期収穫されます。

現地指導会

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受粉作業

受粉作業

品評会

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